劇場公開時に観れなかったので、ブルーレイで鑑賞。
この映画は女優さんを愛でる映画ですね。
堤真一や鈴木亮平、加瀬亮ら男性陣も中々良いですが、彼らは添えものにすぎません。
現代版細雪ではありませんが、監督は間違いなく女優さん達を魅力的に撮ることに注力しています。長澤まさみの無造作に投げ出された脚線美。何度拝んだことか。
4人ともタイプ違えど綺麗で上手。脇も大竹しのぶ、風吹ジュン、樹木希林、リリー・フランキーらが好演しています。
ストーリーには特に大きな起伏がなく、退屈に感じる人もいると思います。
でも登場人物達それぞれの思いや繊細な優しさが、鎌倉の景色の中で上手く切り取られて、とても心地良い映画だったと思う。