初夏に、太陽が照りつけてる外の暑さを感じながら日陰で風にあたってる時のあの心地よさがすごく上手に表現されてて、めっちゃいいー!ってなった。田舎の夏ってなんかいいよね。鎌倉行きたい!
長年離れて暮らしてても、どこかで血が繋がってることを感じてしまうのが家族だよね。良くも悪くも。
周りの大人たちが、甘えや無意識で子どもたちの子ども時代を奪っていることが多分この作品の中心テーマで、奪われた子どもたちが自分たちの生き方を見つけていく様子が描かれているのかな。
すずの「奥さんがいる人を好きになるなんてうちのお母さんよくないよね」が、幸に刺さるーーー!幸は自分たちを置いていったお母さんやお父さん、お父さんの新たな恋人のことも本当はすごく憎んでるんだと思う。だけど、理屈的にはその娘のすずが悪いところは何もないって分かってるから何もできない。しかも自分も奥さんがいる相手のことを好きになってしまって、もう本当にどうしようもできない心境なんだと思う。
こんないいお姉ちゃんたち欲しいな。頼り甲斐がありすぎる。一生離れられなくなりそう。