このレビューはネタバレを含みます
長女綾瀬はるか
次女長澤まさみ
三女夏帆
四女広瀬すず
パパはどんな徳を積んでこの美人四姉妹を産んだわけ？？？
綾瀬はるかちゃんはのほほんとしてるイメージが強いから、肝っ玉母ちゃん的な長女の役に驚いたけど、どんどん引き込まれた。ヘラヘラの次女とふわふわの三女がこれまた長女を強くしてったんだろうな。
家族を捨てた両親のことを時が経った今でも許せないでいるのに、父と同じことをしている。
ずっと後ろめたい気持ちはあっただろうけど、包容力がある既婚者に惹かれてしまったのよね。
次女の彼氏を見て「まともじゃん」と言うけど、そのあと残念な破局をしてるし、「結局全然見る目ないってこと！？」ってなんか皮肉なのか可愛いかった（笑）
母、大竹しのぶも人が住んでる家を「売ろうと思って…」とか切り出しちゃうの、笑っちゃうくらいダメな親で本当に声出して笑った。
そして仲裁に入る樹木希林が止めながらも自分が言いたいこと全部言って止めてるのも面白かった。
ギャグじゃないんだけど、至って本人たちは真面目なんだけど、みたいな面白さがリアル。
すずの彼氏くん、お父さんが死ぬって、まだ中学生には早いだろうに、すずの気持ちをちゃんと受け止めてあげてるの本当偉い。誠実で、登場人物の中でダントツ良い男。（リリーさんには負ける）
鎌倉の綺麗な空気を一緒に吸わせてもらいながら、ゆっくり時の流れを感じさせてくれる清々しい映画だった。
そして長澤まさみちゃんの「また嫁に行くのが遅れるわ（樹木希林のマネ）」が似てるし可愛い。大好き。
