きっとイイ映画なんでしょうが・・・「海街diary」
「ワンダフルライフ」や「幻の光」からおそらくは2000年以後の日本映画界を担うと感じてた是枝監督ですがデビューから約20年。すっかり巨匠の安定感。その名を聞いただけでヒヤヒヤ感もなくだからこそ国際映画祭でも受けがいい。
野田高悟さんがシナリオを担当されていたなら絶対に台詞化しないようなセリフが沢山出てくるあたり外国人にとても親切な作り方です。
でもお若い日本映画ファンのかたへ。是枝監督作品ばかり観てたら映像とセリフの内実を読み取る能力が落ちます。ご用心を