また観たくなって再鑑賞
音楽も、景色も、ごく自然な姉妹関係も、梅酒だったり、縁側でのごはんだったり、気まずい親子関係も、夏の会話も冬の会話も、すべてが透き通っている。
自分が居ても居なくても変わらないであろう世界にいたすずに、こっちにこない?という幸姉の言葉はどれだけ響いたのだろうか。
すずは子どもだと、正したときの、幸姉を見るすずの顔が頭から離れない。
"あの子、いろいろあって、子ども時代を奪われちゃったのよ"
"それはさっちゃんも同じだろう。奪われちゃったんじゃない?周りの大人たちに。"
ゆっくり取り戻してください、という言葉はなんてやさしいんだろうと、思った。
長澤まさみの演技がな~~!とても自然でだいすきなんだよな~~~!
こんな美人姉妹、どこの世界探してもいねーよと、母は悪態つくけど、わたしはとにかくこの映画がだいすきなので、きっと人生の中で何度でも何度でも繰り返し観るのだろうと思います。まる。
2018.5.8
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描かれている姉妹感がすごく透き通っていて観ていて心地よかった。
ひとりひとりの見えてくる恋愛模様とか、喜び、悲しみもすごくリアルで鳥肌もの。
みんな、誰しもがつらいんだよねー、と。
自分だけじゃないんだと。
それをみんながわかっているから、なお心地いいのかな、と思った。