2017年132本目。これ、公開当初から予告で気になっていて、やっと、やっとですよ……!観れました。
この家族(父親、母親、長男)のしていることは、いけないことではあるけど、それでもそうさせた理由とかそういうのがちゃんと描けているし、生きていくためだと思うと胸がぎゅーってなります。
この家族の絆が深い理由。家族になるまでの話。末っ子の作文のシーンでは、不覚にもうるっとしましたね。
それぞれがそれぞれに助けられていて、なるほど、そういうことなのかぁ……と。
だからこそそれぞれの行動の在り方に納得できるというか。もちろんツッコミどころは多大にあるんだけれども、そういうことじゃなくて……まさにヒューマンドラマ。
互いに互いを思い合うこと。他人に目を向け、手を差し伸べること。少なくともこの家族にとって、この家族との出逢いによって、それぞれの心が救われたんじゃないかなぁと。大切なものがあるって生きていくことでとても重要なことだと思います。
守られるだけじゃなくて、守りたい。家族の在り方って血の繋がりだけじゃなくて、心の繋がりもそうなんだなぁって改めて、考えさせられました。
父親→竹野内豊。
母親→松雪泰子。
長男→坂口健太郎。
なんて、最高の家族。ちゃんと働くんで、この家族の長女になりたいな……。坂口健太郎がお兄ちゃんなら毎日頑張れる気しかしません……! あ、でも坂口健太郎がお兄ちゃんなら惚れちゃうから危険だわ。ほほほ~。なんて、妄想も働かせつつ楽しく観ましたよ。
ほろりとほっこり素敵ムービーでした!
2017.10.13