このレビューはネタバレを含みます
太陽風で 砂漠化が進み、人類存亡が迫りつつある2044年。
人間に代わる労働力としてオートマタと呼ばれる人工知能搭載ロボットが 忠犬のように 人の生活に浸透していました。🤖
冒頭から 終始、ブレードランナーの雰囲気を醸し出しています。
ロボットたちは 命を狙われるレプリカントのように 謎の刺客に破壊され、終始 哀愁感が漂います。
なにコレ パクリ?と思っていたら
なかなか観る価値のある良い映画でした。
主人公ジャックに扮するアントニオ・バンデラスの坊主頭は初めて、よく似合っていました💖
刺客に撃たれ、壊れてしまったロボットがメーカーに運ばれたところへ 調査に来たジャックですが、
自他ロボットの改造ができないように制御機能を施したはずのロボットが何者かに改造させられたという事実を知ってしまいます。
知能がありながらも 抵抗できないように製造されたロボットたちは泣いたり、自殺をしたり、逃亡したり、癒しのペットを作ったりします。
ジャックは 人間の理解を超えてしまったロボットに脅威を感じた会社のトップに 修理者を突き止めるように調査を命じられますが、
追う途中で 何度もロボットたちに助けられるジャックは 粗野で醜い刺客を殺してしまいます。
美人のロボットは 妻子あるジャックとダンスしながら 愛の言葉を打ち明けますが‥
大変面白かったです。