時は文化大革命時代。反逆者として囚われた夫が20年ぶりに家族の元へ。
妻は重い記憶障害をかかえ、あんなに望んでいた夫の帰宅を理解出来ずにいるのでした。
原題はComing Home
たしかにこの…
1977年、文化大革命時に父であるルー・イエンシーが指名手配犯に。母フォン・ワンイーはそんな夫を待ち続けるが、娘であるタンタンはそんな父を密告し逮捕へ。それから20年後の話である。冒頭の再会に至るま…
>>続きを読む目下のところ中国一番の名匠監督
チャン・イーモウ
それはもう
あなた素晴らしい手腕ですよ!
映画のあいだを漂う意識の流れ
つまり、「心理」というものを
掴んでますよ!
ここで3.0スコアですよ!
チ…
このレビューはネタバレを含みます
社会的政治的ファクターが個々人の生活や幸福を寸断するという四畳半悲劇物を今の中国に撮らせたらアジアで敵なしだなぁとあらためて。
ロウイエ作品にも直接的間接的に中国社会の問題が描かれるし、『罪の手ざわ…
ようやく彼が撮りたい映画、チャン・イーモウらしい映画を撮ってくれた。高倉健さんも生前この映画を見て同じように言ったらしい。北京オリンピック以降、どこに行ってしまったのかと思われた彼が、原点に立ち返っ…
>>続きを読む泣き虫で宇宙大好きという小学生並みのメンタルを持ったスピルバーグとかいうおじさんが、また映画を観て号泣していたらしい。それがこの映画、妻への家路。文革で捕らえられ、20年ぶりに家へと帰ったパパが、記…
>>続きを読むとても切なく悲しい物語だった。
ラストシーン、夫婦が同じ方向を見ているんだからあれはあれでいいんじゃないかな? と思った。
これは、ある程度長く夫婦というのをやっていないとわからないかも。
文化大…
チャン・イーモウ監督の本領発揮!ある夫婦の悲劇を詩情溢れる映像と繊細なピアノ音楽で綴る。特に今作で光っていると感じたのは音でした。雨の音、衣擦れの音、ラジオ体操をする住人の音、爆竹の音。全編に散り…
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