せーや

シン・シティ 復讐の女神のせーやのレビュー・感想・評価

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)
3.5
エヴァはよく裸になります。
でも、芸術的なんです。
そう、まるで彫刻のよう。

法の力も届かない街、シンシティ。
そこに一人の青年、ジョニーがやって来る。
街では、再び大きな戦いが始まろうとしていた。

前作の衝撃から9年。
シンシティはさらにエグくなって帰ってきました。

前作では巨漢マーヴの戦いが主に描かれてましたが、今回は二人の男と一人の女が、戦いの中心として描かれています。
一人はギャンブルに強い青年、ジョニー。
一人はシンシティに暗い過去を持つ、ドワイト。
そしてもう一人は、復讐に燃える女、ナンシー。

さらにシンシティの顔役として
前作でも描かれたロアークが登場します。
聖職者から、議員に成り上がりました。
そう、あの気持ち悪い彼の親です。

ストーリーは3つの物語に分かれていますが、それぞれが独立していると見せかけて、実は複雑に絡み合っているので、前作を見ていない人には分かりづらいかも。
これから見る人は、前作の復習を。
特に同じ役なのにキャストが違う人が何人かいるので。

そして何と言っても素晴らしいのは、映像。
アメコミ風の白黒タッチにハードボイルドな画。
気持ちいいくらいに描かれるバイオレンスシーン。
鮮烈です。激しいです。

かなり悪趣味な感じが増しているので
どうかと思うところもありますが、
そこをカバーするのが女性陣です。

ジェシカ・アルバを筆頭に…と言いたいところですが、今回はエヴァ・グリーンが全部もっていっちゃいました。
あの人は、まぁ~~~セクシーですね。
エロいというより、もはわ芸術の域です。

映画のファンはもちろん、
エヴァのファンなら必見です。
せーや

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