トランスマスター

シン・シティ 復讐の女神のトランスマスターのレビュー・感想・評価

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)
3.0
♯187 パート1を再鑑賞したつもりが間違えて続編を見てしまいました。

ゴッサムシティのような犯罪都市が舞台。
復讐に燃える美人ストリッパー、上院議員で無法者のゴッドファーザー、夫の資産を狙う魔性のセレブ妻、その魅力に操られたカメラマン、怪力無双のゴロツキ、運と度胸で危険を躱すギャンブラー、貧民街で自治権を行使するアマゾネス娼婦達
癖のある面々が織りなすバイオレンス描写を主演級俳優を集めて映像化したアメコミ映画です。

◆良い点/注目ポイント
・ジェシカ・アルバのストリップバーでのダンスは酒の肴になります。
・ジョセフ・ゴードン=レヴィットのパートには二つのサプライズがあります。
一つ目は闇医者のチェックのガウンを着たクリストファー・ロイド。(1950年にタイムスリップした感覚です。)
二つ目はダイナーで1$のチップを恵んでくれたサーバー役のレディ・ガガ!
・モノクロの中の強調すべきポイントがカラーになる手法や、眼鏡のレンズが真っ白に光るところなど漫画を読んでいるようなカットがクールでした。

◆改善点
・アマゾネス軍団のくノ一【ミホ】はデボン青木に続投して欲しかったです。

◆総括
・ストーリー自体は単調ですが映像がカッコよくてその弱点をカバー出来ていると思いました。
ロドリゲス監督がコミック原作者とタッグを組んだからこそこの世界観を表現できたのではないでしょうか。

アメコミ映画は
【MARVEL】や【DC】が有名ですが
今回は『マスク』や『ヘルボーイ』でお馴染みの第3の勢力
【DARK HORSE COMICS】の作品の一つです。

-2020年 187本目-