絶頂期のフライシャー監督によるスリルと暴力に満ちたロードムービー。黒沢清監督のオールタイムベスト第2位。主演は前年の「パットン大戦車軍団」(1970)でオスカー主演男優賞受賞(辞退)のジョージ・C・…
>>続きを読むド渋い傑作。整備からエンジン停止に至るまで、端的に視覚化されるジョージ・C・スコットと車の関係性。部品が故障すれば、当然彼自身も休息を要し、タイミングライトがもたらす光=再起のイメージが途絶えるあの…
>>続きを読む意地悪な見方をすれば、「いまどきの若い奴には負けねえぞ」という話なのだが、技量で優ってるから何も文句言えない。カッコいい。傑作。
蓮見重彦が各所で口を酸っぱくして言ってると思うが、ニューシネマ、コッ…
パトカーでもタクシーでもない"自動車"は悪党の特権的な車両であり、若い男女の逃避行に掻き消される老人の復帰戦は涙も誘わないほど荒廃している。俯瞰ワンカットが贅沢なカーチェイスも、作風から逸脱したスペ…
>>続きを読むオープニングの車の整備シーンから構図も照明も決まりまくっていて安心して最後まで見届ける気持ちになる。一見ニヒルでハードボイルドなジョージ・C・スコットがひたすらカッコよく画面に映るけど、仕事にしても…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
死んだ息子の復讐のために最後の仕事してるんだと思ったら関係なかった!じゃあこの仕事なんやねん!
冒頭の車線ガン無視の岸壁ガン攻めは結構シュール。フライシャーらしさ、が何かはよく分からないが特徴的なも…
燃やした自分の写真をアテに酒をあおるジョージ・C・スコット、否応なく痺れる。
誰もいない教会の懺悔室で祈り、帰り際に神父とすれ違って「用は済んだ」って言い放つのもめちゃくちゃ良い。
愛車の58年型B…