死んだ息子の復讐のために最後の仕事してるんだと思ったら関係なかった!じゃあこの仕事なんやねん!
冒頭の車線ガン無視の岸壁ガン攻めは結構シュール。フライシャーらしさ、が何かはよく分からないが特徴的なも…
ジョージ・C・スコットが爆走するあらゆる土地の風景が、その景色の内包する歴史的な美を露わにしている。山岳を背景にした古き田舎の宿街、あまりに広い風の吹き荒ぶ緑色の高原、ロングショットでとらえられたジ…
>>続きを読む「時間こそが敵だ」
「無限に思えて――」
「ムダにしてしまった」
ハリー・ガームスはかつて犯罪組織の運び屋として活躍し、現在は一線を退いて孤独な隠居生活を送っていた。引退から9年の歳月を経たある日…
“冒頭に何を見せるか”という選択で監督のセンスが分かってしまうものだけれど、リチャード・フライシャーは紛れもない本物なので本作も最高。主人公のドライバーとしての技量、9年のブランクがあること、老娼婦…
>>続きを読む俺を利用したつもりか?
利用してたのは俺の方なんだよ!
っていうジジイの気概と気焔が匂い立つ傑作だった。リチャード・フライシャー監督作。
引退していた逃し屋が生きる実感を求めてライドアゲイン。…
人生も終盤に差し掛かり自らの人生に疑問を抱き始めたおっさんが、自分の可能性をもう一度試すために運び屋の仕事に復帰する話。でも現実はそう甘くはなく、彼に待っていたのは仲間である若い男からの軽蔑とその恋…
>>続きを読むジェリー・ゴールドスミスのフレンチ・ノワールでかかりそうなスコアをバックに、ガレージの暗闇の中、愛車の手入れをするジョージ・C・スコットを見ただけで胸がいっぱいになり、ラストは号泣。なに書いていいか…
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