キミシマユウキ

AAAH!ゾンビーズ!! 俺タチだって生きているのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

2.9
ボウリング場で働くマイクたちは外に置いてあったビール樽と乳製品を掛け合わせたソフトクリームを食べると身体に異変が起きてしまい……

2007年のゾンビ映画。
ゾンビと名のつく映画はとりあえず観ないと呪われてしまう運命なので鑑賞。


「なんで皆俺達を避けるんだ?」


これは発想の転換が勝利したゾンビ映画。
人間達の視点を白黒で映し、ゾンビ視点をカラーにする斬新さ。
自分達がゾンビになったことに気付かず普通の人達に話しかけようとすると襲われると勘違いされて銃を撃たれる始末…(笑)
という設定だけで結構好きなんだが、それ以外はかなりお粗末で設定を活かしきれなかった印象。
考えつくところまではいいんだからやりきれよ…。
途中で泥酔してゾンビと気付かない人達と謎のボウリング対決するのは面白かった。

キャストはもちろん知らねぇ。
でも美女2人もゾンビ化したらグログロしてたのでキスはできないな。

そんなこんなで設定だけは素晴らしいゾンビ映画。
あとは寛容な心で見てあげるだけです(笑)

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