『Dreams』
両手を重ねた。
数々の優しさが私を包みこむのです。
都会の慌しさから、離れていきます。
一瞬、静寂が訪れます。
私はとある家に辿り着きます。
森の中にひっそりと佇む家です。
宮沢賢治さんの世界観にありそうな家だと私は認識しています。
ドアをノックしたら、見知らぬおじいさんが招いてくれます。
おいしそうなスープが用意されています。
ぜひ、感謝を述べて''ご馳走様''という世界を感じてみてください。
そして、おじいさんはあなたのどんな話でも聞いてくれるでしょう。
おじいさんは、力んだ様子がありません。
上手く話そうとしなくていいんです。
上手くなきゃいけないなんて、近代思想に縛られている可能性があります。
あなたのありのままでいいのです。
目を開けました。
私はこの祈りをしばらく続けています。
またどこかでお会いしましょう。
Dear your house.