スポーツ代理人のJB(ジョン・ハム)は野球選手を発掘するためインドへと向かう。そこでミリオンダラー・アームというコンテストを開催し、リンク・シン(スラージ・シャルマ)とディネシュ・パテル(マドゥル・ミッタル)の二人を見出す。
実話をもとにした映画。
JBとインド人選手のリンク・シンとディネシュ・パテ、通訳のアミト(ピトバッシュ)、下宿人のブレンダ(レイク・ベル)。それぞれの交流、そしてJBの成長も描かれている。ベタだけどよかった。
インドでのカルチャーギャップ、アメリカでのカルチャーギャップがおもしろい。エレベーターのドアがセンサーが反応して閉まらないシーンが印象的。
ちなみに現在リンク・シンは野球選手をやめてプロレスラーになっているのも驚いた。
ポスターに「インド初のメジャーリーガー」という文言。予告で「"インド初メジャーリーガー"誕生の実話。」という文が最初に出るが大嘘。インド人のメジャーリーガーは2023年現在もいない。平気で嘘をつく日本の配給会社。
メジャーリーガーとはメジャーリーグでプレーしたことのある選手を指す言葉。ちなみに中島裕之はアメリカに渡ったがメジャーリーグでプレーした経験がないのでメジャーリーガーではない。
下のURLはWikipediaのメジャーリーガー出身国別リスト。Indiaはない。
https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Major_League_Baseball_players_by_national_origin