CANACO

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのCANACOのレビュー・感想・評価

3.4
本作を勧められたのに間違えて『シェフ! 三つ星レストランの舞台裏へようこそ』を見てしまったショック(?)から数年経ち、ようやく鑑賞しました。

才能も創造力もあるのに、店の伝統メニューを重んじるオーナーの意思が強いためにチャレンジができない一流レストラン・総料理長のカール。古典的であることを評論家に酷評されたことに激怒し、SNSで反論。しかしITに弱いため公開メンションしてしまい炎上。さらに来店した評論家に捲し立てた動画を拡散される。

結果、解雇されたカール。元妻の提案で行ったマイアミでキューバサンドイッチに惚れ込み、ITに強い息子のパーシーと元同僚で友人のマーティンとの3人でフードトラックを始めることを決意する物語。

脇役の、頭の堅いオーナー役をダスティン・ホフマンが演じているのが意外。全体的に明るく前向きな話なので、軽く何かをつまみながら日曜の昼に見るのにぴったりな作品です。
2014年公開作品とはいえ、SNS拡散など今も通用するエピソードが多くて、それほど古さは感じませんでした(TwitterはXになっちゃったけど)。
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