湘南蔦屋書店映像

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたの湘南蔦屋書店映像のレビュー・感想・評価

3.7
『アイアンマン1・2』、8/11公開『ジャングルブック』を手がけたジョン・ファヴローが、監督・脚本・製作・主演を務めている今作は『アイアンマン』シリーズとは打って変わって、非常にシンプルな作品。

まず1番の見所は料理!
一流レストランのシェフが主人公なだけあり、次から次へと美味しそうな料理が登場します。
高級レストランのコース料理から、息子の為に作るような身近な料理まで、出来立ての一番美味しい状態で登場するので、観ているだけでお腹が鳴ります。

料理だけでなく、父と息子の交流にも注目。
仕事最優先で息子と向き合ってこなかった主人公が、フードトラックを通じて息子と距離を縮めていきます。
そんな二人を温かく見守る元妻も登場し、家族の絆を感じさせてくれます。
現代の映画らしく、SNSを効果的に使用。
父は料理を、息子はSNSを互いに教え合うことで、関係が深まっていきます。

美味しそうな料理と人々のつながりが、温かい気持ちにさせてくれる作品です。
観賞後、お腹が空くこと間違いなし!