思えば、MCU作品追いかけに便乗して観てレビューしようとしとったなぁ。
まぁ、このタイミングでレビューできて良かったのかもね。
そんな訳で劇場鑑賞した「アベンジャーズ」最終回の興奮も冷めやらぬまま鑑賞。
高級レストランで働く料理長のカールは、ブロガーに叩かれたりオーナーと対立した挙句クビになったり、評論家にキレたのがネット動画として流されて何処も雇ってくれなくなってしまう。
心配した元妻の提案で息子や元妻と共にマイアミを訪れたカールはそこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでキューバサンドイッチの移動販売することを思いつく。
元妻の元カレに中古のフードトラックをもらい受けたカールは、元同僚で旧友のマーティンと息子のパーシーを含めた三人でフードトラックの営業を開始するのだった。
「アイアンマン」の監督で、自身もMCU作品に出演しているジョン・ファブローさんが、監督・脚本・製作・主演を務めたロードムービー・ドラマ。
お話は上記の通りだが、それだけで何でここまで楽しいんだろう！
お話はテンポよく描かれ、仕事中毒だった父親の成長と父親と息子の家族の絆も描き、監督の自分の状況を反映したドラマを丁寧に積み重ねている。
SNSの写生もしっかりと描かれているし、BGMもノリノリで楽しい。何といっても出てくる料理が美味しそう！！！俺もキューバサンドイッチ食べたい！！！！
(エンドロールでは、ジョン・ファブローさんが料理指導を受けてるシーンもある。)
ラストもハッピーエンドで、ちゃんと相手側にも寄り添った着地点も好感触。
ってか、俺もいくつかの映画レビューの時にキツイ毒吐いてるの思い出したな…。
これからはなるべく毒吐きは控えめにます…。(しないとは言ってない)
明るいノリで旅を楽しみ、美味しそうな料理に見惚れ、ノリのいい展開で最後まで楽しめ、ちゃんと考えさせる所もある素晴らしいロードムービーでした。
観終わった後、人生が明るく見えるほどに素敵な傑作！！
ただ、観た後はお腹が空いてしまうのでそこには注意！ｗ
