ウルフガー

ミュータント・タートルズのウルフガーのレビュー・感想・評価

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)
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アマゾンプライムにて視聴。後半の見せ場は派手でいいんだけど全体的にプロデューサーでもあるマイケル・ベイの劣化版な感じの出来でイマイチだった。明らかにコメディ寄りの脚本なのに妙にシリアスなダークヒーロー感を出そうとする演出が失敗している。そのせいでギャグがほぼ滑っている。

タートルズが出てきたときにギャップで笑わせるための前振りとしてのダークな感じ、ってわけでもないんだよ。何も考えずバットマンとかで流行ってるからそうしているだけに見える。そこまで駄作ではないけど、これだけの予算かけてこのくらいの面白さっていうのは言い方良くないけど凄くコスパ悪い。

アドレナリン注入されたタートルズが凄くテンション上がるのとかは笑った。そこくらいなんだよな笑えたの。あとウィリアム・フィクナーの悪役も、地味でリアルな狂気が良くてこの人の真骨頂なんだけど明らかにこの手のヒーローの敵としてはそぐわないでしょう。いろいろ計算違いが目立つ。
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