THUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。
THUNDERの衝撃をもう一度味わいたいと願っても、結局はTHUNDERそのものを見た方が早いという伊藤高志あ…
このレビューはネタバレを含みます
母子の映像の場所を延々と彷徨くストップモーション。サイレント。
最初は単なるポートレイトかと思いましたが、意味が分かってくると何ともおぞましく悲しい光景。呪縛霊のように記憶にしがみつく一人称のよう…
監督相対評価★3.5
人間の曖昧な記憶を正確に映像化するとこうなる、このコントラストは発明。写真的フレームによる光景の嘘、やはり記憶を二次元化させているがカメラはそれに反抗して動き回る。
如何にし…
いめふぉB 81-90
初期作から順を追うごとに見えてくる生活と映像への姿勢。spacy、boxでの意気込みからのwallで爆笑。そこから編集狂の様に90年代はどんなかんじでいく?って未来への期待値…
顔のない母と子の光景。家族と自分の関係を模索し始めた伊藤は、以後(1990〜)単なる視覚的表現に留まらない何かをフィルムに定着させようとする。
「昼下がり、わが子を抱きかかえた妻が団地内の公園にた…
のっぺらぼう。指差すな!
より感覚的になっていく。
無理やりぐちゃぐちゃのフレーム内フレームで区切ることによってテクスチャー感を出してくるのは好き。
歪んだ世界で後半はトリップしそう。
タイトルと映…