囚人13号

THE MOONの囚人13号のレビュー・感想・評価

THE MOON(1994年製作の映画)
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監督相対評価★4

全部のせ。人類は『月世界旅行』で月を顔に見立てた92年後、遂にどこでもドアの表現が可能になった。ドリーで提示されていく一人暮らしの生活感漂う散らかった部屋、しかし人間だけが突如消え失せたかのように排除されている空間へその対価物としての満月が現実に割り込んでくる不条理世界…ただ一人息子をこの世のものではないような扱いではあるが、唯一の人間として登場させる溺愛ぶりは微笑ましい。
囚人13号

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