このレビューはネタバレを含みます
包帯に巻かれた男が部屋の中で苦しんでるようなストップモーション。
不穏な劇伴に合わせての不穏な展開。自らの記憶とともに部屋に縛り付けられているような男。記憶に苦しみカメラを潰す。もう一人踊り狂って…
監督相対評価★5
最高傑作の一つ。鴉の鳴き声が多重化されるだけで不穏さを醸出し、写真フレームが動き出す無機質な一部屋で時空が歪曲する様相を捉えたある意味シュルレアリスム。
ただしアンダルシアの犬が…
安部公房とクローネンバーグ合体させたったみたいな映画
早回しとコマ送りを色々使い分けてるのか気持ちの悪ーい映像が続く
ノエとかポリゴンショック以上のピカピカ
最後は高速で回る白塗りの電車のプラモ…
2022.03.11-58
これまで観た伊藤さんの作品3本の指にはいる。
妄想。この男の内面の中での妄想。奇妙な時間軸。回る車両。
阿部工房の他人の顔を思い出した。
紙が重なり増えていくシーン。とて…
白い部屋の中で手足を縛られた顔のない男が小刻みに震え、悪夢のように奇妙な事が次々と起こる。自らの内面に正直に向かい合った、作者にとって特別な作品。
「顔のない男についての映画。手と足をロープで縛ら…
1995年のアート性の高いショートムービー。なんか意味がわからないけど妙に惹きつけられるモノがあり、その辺はデヴィッドリンチ的。
だがデヴィッドリンチの短編を観た直後だから思うが、リンチのそれの方…
これです!!!!!めちゃくちゃ好き!!!!!理屈ではなく中毒になるなにかがある、理屈はいらないのにこの好きさに理屈がほしいなと思ってしまう、なんかエグく好きになってしまうなんかがある、あと90年代邦…
>>続きを読むヤバすぎ。急激に円熟味のあるアート作品然としてくる。
フレーム内フレームの早めのBPMに刻まれる映像、破壊されるPENTAX、発光しながら踊り狂うミイラは恐怖でしかない。
時は進んでいることを意識せ…