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パンツの穴 THE MOVIE~童貞喪失ラプソディ~のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.8

このレビューはネタバレを含みます

月刊雑誌『BOMB』の読者投稿エピソードを原案とした80年代の人気青春コメディ「パンツの穴」シリーズを森岡利行監督が篠崎愛主演で再映画化した本作は、夏休みに入り友人の亮太と拓郎とともに"童貞卒業"を目標に掲げるも事が上手く運ばず悶々としながら自転車を走らせていたところ突然目の前に現れた、中年男性に追われていた絶世の美女・一ノ瀬なるみを事情も分からず救った海辺の高校に通う男子高生・博志が、父親から聞かされた街に伝わる都市伝説を信じ目標を達成すべく奮闘していた中ひょんなことから再会を果たし仲良くなった、想いを寄せるなるみが複雑な家庭環境に思い悩み心に傷を負っていたことをで思いの丈をぶつけていく様が描かれた作品となっているのだが、印象としては、主演を務めた篠崎愛を目的に視聴することくらいしか需要のないアイドル映画といったところでしょうかね。キャスト陣の演技はお世辞でも上手とは言えない程度のものですし、童貞卒業を目標に掲げた3人の男子高生が三者三様に目標を達成すべく奮闘していく様や博志となるみの恋の行方など、おバカでくだらない青春模様は悪くはないとは思うがどこか中途半端で面白みに欠ける。妙に話が途切れ途切れで時間軸というものに疑問を抱いてしまった箇所もありましたし、暇つぶしにはなるがキャストに興味がなければ何も残らない作品かと。
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