いろ

百円の恋のいろのネタバレレビュー・内容・結末

百円の恋(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

安藤サクラの素晴らしさはもう、唯一無二でしょう。この映画は彼女がいなければ撮れなかっただろうと思う。
マジっすかしか言わない店員、マイミク、肉かぶりつきなど、登場人物のキャラと笑いには事欠かない。それらも全てが一子の変化を引き立てていた。まあ肉はアドリブだろうけど。

一子と同世代の身としては家族と関わるシーンではっとすることが多かった。
居酒屋で父親から「この歳で自分に自信がないのはみじめ。一子はそうならなくて良かった」と言われるシーン。ボクシングの試合を見つめる、イラつかれ喧嘩ばかりしていた妹。
ボクシングに打ち込んでからの一子は家族との関わり方も良好になったのが印象深かった。

気持ちのありようで人生どうにでも変わっていく。

新年最初にいい映画を観れて良かった。
いろ

いろ