駄目ニートが、ボクシングに出会って変わっていくお話。
「安藤サクラの体当たり演技」って言う評価のレビューを見ましたが、まさしくその通り。
序盤は太っていて、全てにおいてだらしない一子が、ボクシングの練習に必死に打ち込むことでスマートに変わっていきます。
まさに肉体改造ってやつですが、驚いたことに、映画の撮影期間は14日間だったそうです。安藤さん、たったそれだけであんなに痩せて見違えたのは、凄いです。
登場人物たちは、彼氏のバナナマンや、バイト先の人々も含めて底辺のクズ人間ばかり。
その中で同じく底辺である一子はボクシングに目覚めるんですが、年齢的にもキツく、才能があるわけでもなく、努力だけで勝利を目指す様子がとても印象深かったです。