Anringo

天空の蜂のAnringoのネタバレレビュー・内容・結末

天空の蜂(2015年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾原作なだけあって、
面白かった。

犯人の察しはつき易かったけど、
初めからの布石があり、
人間模様があり、
原発への問題提起は、
『この先何十年も日本はここを捨てることになる』と
東京から大阪までの広範囲を
示すシーンは、
分かりやすく原発のエネルギーの
凄まじさを伝えていたと思う。

実際に原発を標的としたテロに対する対策や、
原子炉の強度、その実験結果の信憑性、原発への依存度合いなど、
どんなもんなのかと、気になった。

必ずあるものながら、
誰もが見なくないし見ようとしないことを、"クソ"の言葉で表した綾野剛のセリフも、
リアリティがあった。

あと、出てくるキャストが豪華で、向井理の使い方が贅沢w
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