キッチー

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキングのキッチーのレビュー・感想・評価

3.5
『博士と彼女のセオリー』でエディ・レッドメインの素晴らしい演技を観ていましたが、ベネディクト・カンバーバッチ版は観ておらず、気になっていたので観賞。

こちらも良かったです。筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症、それでも学問を諦めず、宇宙の始まりを解明したスティーブン・ホーキング。そして彼を支えたジェーンとの出会い。

カンバーバッチはあまりビジュアルを実物に似せてきてなかったと思うけど、自然な演技に惹き付けられ、画面から目が離せませんでした。普通の学生が難病を患い、時間を大きく意識していく。少しずつ進行していく病状に焦りを感じながらも、博士論文のテーマを探すスティーブン。ついには宇宙の進化について解き明かしていくところ、感動的でした。

時々出てくるノイズの話はなんだかよく解らなかったけど、彼の説を裏付けるものだったんですね。最後に繋がりました。
知的な感じがする映画でした。
キッチー

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