たてぃ

ブダペスト市街戦1956 ソビエト軍侵攻のたてぃのレビュー・感想・評価

3.2
レンタル注文したあとにFilmarks覗いたら…「またレビューゼロの作品かよ(2度目)」と思った次第であります。

タイトルにもあるとおり、1956年に起きたハンガリー動乱を描いた作品。

見る前はソ連にフルボッコにされる悲惨な物語かと思いきや、思いっきりの青春映画だった。草サッカーやってる若者たちがブダペストで大規模デモやってるみたいだぜ、じゃあ行ってみようと軽いノリで行ってみたら、市民の行動がエスカレートして秘密警察狩りはやるわ武器は渡されて抵抗運動が本格的になり、若者たちは映画館を拠点にしてソ連軍の攻撃を待ち構えるといった流れ。戦闘シーンはかなり少なめ。


動乱当時の映像を途中途中に挿入してるのはすごくわかりやすかった…しかし、数千人の命が奪われ、20万人以上が国を追われた形となった動乱なのに悲壮感がほとんどなく、歴史が陳腐化されてしまうのではないかと危惧するような作品だった…
たてぃ

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