このレビューはネタバレを含みます
ドンシー•ゲルのクライムもの。
初見。
ケイパー映画って言うレビューを読んだけど強盗団はチーム感ないし、敵も味方も如何にして出し抜くかっていう知恵比べがメインだからコンゲームやったね(敗者は悉く惨殺されるバトロワ要素付き)。
ミスリードちょこちょこ入れてくるけどウォルター•マッソーはあんな鼻してるくせに何事にも動じない男なので、勝利確定感が高くハラハラみは薄い。なんだけど説明もなくマッソーの手口を淡々描写するだけなのに何故こうも面白いのか。回収されていく伏線に対するドヤ感は皆無。どころか素っ気ないくらい。わかりにくすぎるってマッソーはドン•シーゲルに噛みついたらしいけど突っぱねたとの事。鑑賞者を馬鹿にしていないというか信頼が厚いんだよなきっと。
なーんて惚れ惚れしてたらラストは今までの雰囲気を吹っ飛ばす程派手な複葉機と車のチェイス。
あのままド渋く終わってくれても良かったんだけど食いきれない量のお土産を持たされた気分でお得感あった。
おもしろかったー。
追記
ドン•シーゲルがゲル状のなにかみたいになってる笑 面白いので修正せず。