想像していた以上に良かった。やっぱり音楽って人生に必要だと思わされた作品。
ダン(マークラファロ)は一世を風靡したポップスのプロデューサーだったが仕事でのパートナーと上手くいかず自身とパートナーで立ち上げた会社から追い出された。妻や娘とは別居しており人生のどん底にいた彼はあるライブバーで偶然歌ったシンガーソングライターのグレタ(キーラナイトレイ)の歌を聴いて才能を見出し契約を持ちかける。そんなグレタもまた失意の底にいた。
まずグレタの友人のスティーブがめちゃくちゃいいやつ!紅茶に『おいしくなーれ』の呪文を唱えるシーン1つとっても彼の人柄が良く表現されている。そして泣ける。こんな友人が誰しも1人いればきっと人生楽しくなる。
音楽を聴きながら色んな街を歩きたくなるそんな作品。