タナカヒデアキ

はじまりのうたのタナカヒデアキのネタバレレビュー・内容・結末

はじまりのうた(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽やっぱりいいよ!!!
もう劇中歌全ていいじゃん…
途中からデイヴがマルーン5の人やとずっと思ってけどやっぱりそうやった!
声よすぎやろ…

まじであのアルバム売ってたりしてたら余裕で買うし、最後のアルバムを売るシーンがレディへのIn rainbowsと同じような実験的な販売方法で最高でした。

映画の中やけど、今の音楽業界を風刺してるようで、売れるためなら大衆受けするようにアレンジするところとか、自分のやりたい音楽と違うくて葛藤するところとか含めて全部いい!
いつかレーベルが口出すようにならんと、ミュージシャンがミュージシャンのやりたいように曲を作ってそれを大衆がしっかり価値見定めてアルバムを買うような時代になればいいけど、無理な気しかせん…


音楽は魔法か、魔法じゃないかみたいな論争があった気がするけど、自分はこの映画で言ってたように魔法やと思うよな。
何気ない日常が音楽によって変わったり、その時々の心情に応じて聞きたい曲が変わってそれが深く心に刺さって立ち直れる曲があったり。
何事にも変え難いよ音楽は。

映画でのデートの感じもすごいよかった。
有線イヤホンで、二つに分けるやつで夜の街デートしたいな!
2人ともがプレイリストを作ってその曲のことを言ったりして、その中に踊れるような曲を入れてそれで夜中に2人で踊ったりしたくなる。妄想までは完璧にできる。


音楽好きなら一回見てほしい!最高作品