宮台真司先生から。
社会という逃げ場のない閉鎖空間で、心中を選択せざるを得ない二人の若者の物語。
他人のことはかくも簡単に殺しながら、自己愛と微かな性愛の芽生えに自決できない少年少女。
豚野郎だ…
マル激やらツキイチ宮台やらで宮台真司が取り上げていたため鑑賞。確かに彼が好きな言い回しの「同じ世界」に入った二人の話。
映画の舞台はある集合住宅。屋上をメインに、階段やら部屋やらその建物だけで完結…
二度輪姦され「殺されたい」と願う少女と、孤独な青年(というよりも少年=みちお)の出会いと最期を、ほぼマンション(表参道の若松プロのビル)の屋上だけで撮った一作。
開けた場所を「密室」に見立てる方法は…
少女が死にたい理由も、少年が人を殺す理由も、それとなく語られるがはっきりとしない。屋上という密室で行われるひたすらシュールな会話劇は、どこにも向かわずに二人の間だけで自己完結する。それは死という極端…
>>続きを読む正直これは微妙だった。他の若松映画のほうがもっとヤバい。これはヤバさが薄い。
「屋上を密室にすれば面白い映画が撮れるんじゃねえか」という若松孝二の自信がどこから来るのか謎。
とは言え音楽はやはりカッ…
このレビューはネタバレを含みます
二度強姦された少女は死にたいと願う。
立ち合った少年に殺すよう頼むが聞き入れない。
少年はもう何人も殺してるが、殺す理由がないので少女を殺せないと言う。少年は強姦した連中を殺しまくった後、少女ととも…