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ゆけゆけ二度目の処女のsのレビュー・感想・評価

ゆけゆけ二度目の処女(1969年製作の映画)
4.5
屋上という開放的な場所は閉鎖的な密室でもあるということ。ホワイトアウトからの青い海、輪姦、押し寄せる波。自由の中に死が含まれ、死の中に自由が含まれる。
上京してすぐの頃、今思えば死と隣り合わせだった東中野のアパートの屋上の部屋で見た景色を思い出す。鬱なのかポップなのか分からなくて頭の中がグルグル。ハルメンズの『お散歩』みたいだ。二人ではなくひとりきりで出かける最期。仰向けになるシャロンテートの写真。さよならBaby blue
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