【STORY】
ベルと野獣が結ばれる前に挟まれたオリジナルストーリー。呪いでパイプオルガンになったことでアイデンティティを確立した音楽家フォルテが、呪いを解かれたくなくてベルと野獣の関係を引き裂こうと悪巧みする。クリスマスもの。
【REVIEW】
劇場公開されるディズニー映画は、何か1つのテーマ性を持っていてそのために物語や展開が構築されていることが多い。『美女と野獣』はシンプルなストーリーながら、見た目に惑わされるなとか、昔は煙たがられた”知性のある女性”の素敵さとか、ディズニー伝家の宝刀”愛の力”とか、色々なテーマを描いた。
その点、今作ほかの大量生産されたビデオオリジナル続編には、そこのこだわりを感じられない。何かが起きないと話が始まらないから、何かが起きる。何かが起きたらトラブルが連鎖して、みんなが解決に動く。みんなが頑張って解決できた!いぇーい!っていう流れさえ作れればいい。そう思ってそう。ビデオオリジナルは子供を楽しませられればいいものかもしれないけど、やっぱり強いこだわりを感じない作品に出会うとモヤモヤはしてしまう。
新キャラとして登場するピッコロフルート(ファイフ)、斧(頭痛ネタがちょっとめんどくさい)やクリスマスオーナメント(アンジェリーク)は世界観に溶け込んでいていいんだけど、肝心のヴィランがこの時代特有の”謎CG”なので浮いてる。音楽も『美女と野獣』がディズニー音楽の神アラン・メンケン作曲なので、今作の印象に残らない音楽とのギャップがすごくてちょっとしんどい。
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観た回数:1回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点53pt/100pt 星換算★★☆2.6
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《基本点》
コンセプト 30pt/100pt💦
原作・実話 --pt/100pt
設定・起点 58pt/100pt
脚本・展開 40pt/100pt💦
テンポ感 50pt/100pt
編集カット --pt/100pt
心に来る度 --pt/100pt
後味残る度 --pt/100pt
アニメ 57pt/100pt
固有の演出 55pt/100pt
言葉選び --pt/100pt
映像美 --pt/100pt
視覚効果 60pt/100pt
美術 --pt/100pt
キャスト --pt/100pt
演技 --pt/100pt
顔芸レベル --pt/100pt
キャラデザ 70pt/100pt
衣装 --pt/100pt
メイク等 --pt/100pt
音響・録音 49pt/100pt
サントラ 50pt/100pt
歌曲 47pt/100pt
主題歌 --pt/100pt
《ジャンル点》
ヴィラン -pt/100pt
アクション -pt/100pt
歌唱力 48pt/100pt
ダンス -pt/100pt
肉体美 -pt/100pt
ミステリー -pt/100pt
サスペンス -pt/100pt
コメディ -pt/100pt
ファミリー 60pt/100pt
カワイイ -pt/100pt
ビックリ -pt/100pt
ゾワゾワ -pt/100pt
胸糞悪さ -pt/100pt