あんず

滝を見にいくのあんずのネタバレレビュー・内容・結末

滝を見にいく(2014年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

フォローしている方がとても面白いと書いていたので観てみたら、面白い上に美しい自然や山の中で聞こえる音にとても癒され、大満足だった。

中高年女性7人が山に滝を見に行く途中、なぜこんなところで?というところでツアーガイドとはぐれてしまい、サバイバルが始まる。この前終わったドラマ『ペンディングトレイン』をずっとゆるーくしたような、見ていてハラハラするどころか微笑ましかった。

個性豊かな7人、ぶつかったりそれぞれの特技や持ち味を生かして協力したり、童心に戻って遊んだり、謎の物体に驚いたり。自分も一緒に山にいるような気分も味わえて楽しかった。

40過ぎた女性はみんな強くて逞しいということには、同感。私は登場人物のうちクミに性格的には近いかなと。クミはオベラが特技で、歌が好きなところも私と似ている。星空の下で『恋の奴隷』のセレクトは分からないけど、滝の前で『オー・ソレ・ミオ』は分かる。滝の前で思い思いのことをするシーン、良かったな。

最後、ジュンジュンの台詞が聞き取れなかったことが惜しかった。他愛もない一言なら良いけれど、場合によっては私の観ていたじゅんじゅん像がひっくり返りそうな気もして(考えすぎ?)、何度も聞いたけれどはっきりは分からなかった。
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