バスツアーに参加した7人のおばちゃんたちが遭難する、ただそれだけの話。
沖田監督らしい、じわじわくる面白さ。
ガイド役の黒田さん以外は誰一人存じ上げなかったのだけど、無名の役者じゃないとこの映画の魅力はうまれないだろうな。これが名の知れた俳優だったら、どうしても素の姿がちらついたり「あの人がこんな役してる」的な面白がり方をしてしまいそうだし。ほんとに普通のおばちゃんな風貌がとてもよかった。
初対面の人たち特有の、とりあえず隣の人と探り探り話してみたり、苦手なタイプを敬遠してしまったりがとてもリアル。なんやかんやで翌朝にはみんな仲良くなっちゃってるのがうける。
終盤やっぱり滝を見に行くのはいいとして、目印の旗は置いていってー！また迷ったらどうすんの。。で、ガイドも一晩さまよってたってこと？待ってたバスはどうしたのよ(笑)
BGMがいい。それと山の環境音と、なにより子供のようにはしゃぐおばちゃんたちに癒やされる。
