元NY市警巡査部長が体験した悪霊絡みの戦慄の実話から着想を得たホラーサスペンス。
ニューヨーク市警の刑事ラルフ・サーキの目を通して描かれる恐ろしく悲惨な事件の数々。ライオンの檻に子供を投げ捨てるなど異常な事件ばかり。その事件の裏には人間の悪を越えた悪が存在していた。特殊メイクの完成度が高く終盤の悪魔払いシーンは圧巻だった。かといってR18レベルのグロさではないけど多分この指定になったのは倫理的にヤバいのが多いからだと思う。やっぱり赤ちゃん系はアウト。全体的に怖さというよりかはアクション要素が強くて最近でいうと「マリグナント 狂暴な悪夢」に似た感じだった。前半は相棒との刑事バディなのだが後半はワイルドな神父とのバディものになってより面白くなる。硬派なようで案外ぶっ飛んでいるのも面白い。結末は普通でもう一捻り欲しい気もしたけれどあっさり観れるエンタメって感じでよかった。あっさり観れるR18映画。濡れ場とかは一切無いから家族でも安心して観れるね。倫理的にアウトだけど。
