バタコ

アンネ・フランク 真実の物語のバタコのレビュー・感想・評価

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名優ベン・キングズレーが目当てで。しあわせのまわり道がよかった。本作の内容は、淡々としながら重厚で、気軽に観始めたことを後悔した。前半はアンネとそのまわりの人たちの生活がリアルに描かれ息がつまりそうなのにどこか笑いがあるが、後半は人間が残忍性があらわで悪夢のようだった。3時間という長さ、リアルさにおいて、つくった人たちの覚悟がうかがわれた。中学生で読んだとき、わかったような気になっていたことが恥ずかしい。気負う必要はないが、真摯な気持ちで観るべき作品。
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