六

アンネ・フランク 真実の物語の六のレビュー・感想・評価

4.0
誰もが知ってる話でしょうが、この作品はさらに深い所まで描いた作品かと(3時間チョイあります)

前半は明るく元気なアンネ、次に隠れ家での生活、そして後半の収容所でのアンネと家族・・・
この前半と後半のあまりのギャップ、これが観ていてとても痛い・・・
「なんでやねん、なんでやねん」と何度も思いました。
人種差別の恐ろしさ、愚かさ、空しさに、なんでやねん・・・と
3時間と長いですが、無駄なシーンの無い作品です。

「なぜヒトラーがユダヤ人をキライになったのかよう知らんけど」
「ヒトラーが言ったからといって動く奴ら」
「実はここが一番の悪やったりすんねん」
「一見悪に見えない自分の意見を持っていない奴らこそ本当の悪。」
                                          by松本人志
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