タイトー

アンネ・フランク 真実の物語のタイトーのレビュー・感想・評価

4.8
アンネの日記に関する映画というと、大抵は彼女が見つかってからの話は描かれていない。
本作ではアンネの幸せな日々から彼女のすべてを描かれている。彼女に関する人たちも、事細かに、また収容所での生活もなかなか他の映画で見せてくれない部分も表現されているので非常に見応えがあった。
心が苦しい、アンネがあまりに魅力的でとてもチャーミングだから、アンネの日記を読んでいても幸せを願ってしまう。
周囲の人の行いが、国のあり方が、ヒトラーが、どれも目につく。少女から大人になりたいアンネの青春、初恋、そして隠れ家生活。どれも丁寧に描かれているので内容が3時間ほどある。
しかし退屈するシーンがまったくなく、ドラマを観ている感覚であっという間だった。
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