濡れ場に文楽........!!!
こんな演出ができる映画監督やスタッフが果たして現代にいるのだろうか........。
本作は一応ポルノであるが、そこにドラマの薄っぺらさを微塵も感じなかった。
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このレビューはネタバレを含みます
人形浄瑠璃を大胆に取り入れた日活ロマンポルノと聞いて鑑賞したが、トンデモ無いモノを観てしまった。
私娼窟の女郎"死神おせん"とヒモの"富蔵"との話を軸に、心中未遂で非人手下に落ちた盲目の浄瑠璃…
落ちて流れる女郎には 地獄の闇は常日ごろ 男殺しの死神の 白いやわ肌すすり泣く
見終わって「あー映画観たわぁ」としみじみ感じた田中登監督作。
中川梨絵扮する百文女郎、"死神お千"の圧倒的存在感。見…
死神女郎・中川梨絵の魅力満載。あの声色は本物?
気取りすぎて滑ることも多い田中登の演出だが、今回はドはまり。
高橋明が乱交現場に乗り込む横移動が謎の迫力。
山科ゆりは薄幸の盲目心中女。
いつもなが…
中川梨絵は挙動不審な振る舞いといい落ち着きのなさといい役にはまらないと全然魅力を感じなくなるが、これは別格。田中陽造脚本特有のタナトス的な死の匂いが漂う江戸の裏町をクールに闊歩する堕落した遊廓の女中…
>>続きを読む田中登監督・田中陽造脚本による時代劇ロマンポルノ
抱くと死ぬと言われる「死神おせん」という通り名の女郎が主人公。
いちおう…千と千尋の神隠しの元ネタなわけではありません。
石畳にクレジットが出る…