田中登監督・田中陽造脚本による時代劇ロマンポルノ
抱くと死ぬと言われる「死神おせん」という通り名の女郎が主人公。
いちおう…千と千尋の神隠しの元ネタなわけではありません。
石畳にクレジットが出るOPから良い感じなのですが、この手の時代劇ものは何と言ってもセット!セットが良い!
そして、ヒロインのおせんの性格や台詞がたまりません。
不遇続きでしかないのに、サッパリしており逞しく、さらに人を気遣うこともできるとは!
ベンベンべべベン♫
人間の顔は男と女の区別さえもつかない人形オタクに気に入られる…とか。
明るくスタイリッシュなポルノで、とっても面白かったです。
やはりポルノはヒロインを愛せるか否かでだいぶ評価が変わりますね。
性と生死というのはセットにされやすいというのはありますが、このへんの絡ませ見せ方も良かったなぁ。