第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され黒沢清が監督賞を受賞したのはニュースでも話題になったので記憶に残っているのではないでしょうか。
「ある視点」部門とは、カンヌ映画祭と並行されて小さく開催されていて、芸術性が高い作品が出品されているのでエンターテインメント作品ではありません。
映画の予告編は、エンターテインメント風に作られていますが、少し難解なスピリチュアル的な要素や実験的要素も入っている。
深津絵里、浅野忠信の二人の演技力と音楽で魅せる映画なので盛り上がり感はなく映画は淡々と進んでいくので、好き嫌いが分かれる映画であることは言うまでもない。
映画評論家が好みそうな作品です。