まさ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のまさのレビュー・感想・評価

3.6
映画を通じて現実なのか想像なのか分からなくさせる独特な作風になっており、どこか「キングオブコメディ」のような狂気じみた純真さを感じさせます。
そして、映画自体はもちろん想像上の産物ですが、主演のマイケルキートン自身の人生と映画の設定が重なり合うところも、本当の現実と空想なのかごちゃ混ぜになる、知れば知るほど引き込ませる世界観となっています。
演技が常にブラックコメディな雰囲気を漂わせてる訳ですが、ワンカットにする為には相当な練習とリハーサルが必要とされると思うと、映画の中のプレビューやリハーサルのドタバタ劇が実際にあったのではないかと勝手に考察してみたり、、。
噛めば噛むほど味が出るタイプですね。僕はかなり好きな映画でした。万人受けするかは保証しないけど、、、笑
まさ

まさ