エクゼピア

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のエクゼピアのレビュー・感想・評価

3.8
凋落してしまった往年のスーパーヒーロー(バードマン役)俳優が、ブロードウェイの舞台で再起を賭ける。
元バットマン俳優ことマイケル・キートンはこれ以上ないキャスティングでした。哀愁と役者として諦めきれない情熱の入り交じった表情には引き込まれました。

臨場感溢れるカメラワーク、小気味よいドラム音をバックに繰り広げられる強弱のハッキリとした会話の応酬に心地良さを感じていた矢先、
終盤の想像だにしない展開に心が追いつかないまま終焉。。
空想世界で過去の栄光が怪物に変わってしまったのは、映画スター街道の厳しさなのか、ブロードウェイの重圧なのか
抽象的で難解...
観た人によって感想が大きく変わる映画だと感じました。

(#554/吹き替え)
エクゼピア

エクゼピア