ちぢみ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のちぢみのレビュー・感想・評価

4.5
時代に置いて行かれたかつてのヒーロー。
過去一度だけ自身の名が、映画の中の人物として一世を風靡した。が求められているのは自分ではなく映画の中のヒーローだと、我に帰らせられる。
ワンカット撮影だけど、なんだか不思議な映画。どこが不思議かと言われればうーんと考えてしまうが、みてみたらわかる。違和感がある、それがいい。
主人公はパワーが使えたのか?また今の時代で輝くことはできたのか?生と死どちらを選んだのか?
ちょっとくどい会話もあったけど、
ワンカットならではの、流れるような映像、駆け抜けるような軽快な物語に、しんみりとした寂しさが名残惜しそうに染み付いているような映画だった。
ちぢみ

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