Tae

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のTaeのレビュー・感想・評価

3.7
とにかくマイケルキートンのハマり方が良かった☆
バードマンというレッテルを常に貼られてしまう、彼の葛藤がスゴく伝わる。
何と言ってもアカデミー賞でも評価された撮影方法やバックで流れるドラムも、また映画の質をあげてる気がしました。
内容はというと、一般受けはしないと思うけど、映画好きにはたまらない!と言った感じの映画(笑)
映画ネタもいっぱい入ってる。
汚い言葉での罵り合いや意味不明な行動や悪あがきが彼の心の焦りをリアルに表現してる気がしました。
妄想に取り付かれながら、バードマンと会話する事で、それを否定して暴れまくったりしながらも、自分の事を見つめ直していく感じは好きですね〜。
娘とのやり取りも、とてもいい場面でした。
最後の最後での解釈は本当に人それぞれだと思いますが、私も一番しっくりくる解釈に未だに辿り着いてません。。
人にはオススメしにくいですが、個人的には少し違った意味で心に残った作品でした☆
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