前髪メガネ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の前髪メガネのレビュー・感想・評価

3.6
むむむ、、、、難しいな。
いや、話の大筋が難しいとかではないけど、映画偏差値というか、細かいメタファーをどれだけ理解できるかで、深みが変わって面白さも違ってくると思う。

そういった意味で映画でも演劇っぽくて面白い。
物語は演劇の世界の最高峰ブロードウェイで所謂ヒーローエンタメ映画で売れた俳優が落ち目になって演劇の脚本脚色、演出、主演を手がけて再起を図るも公演直前から色々トラブルが発生する話なのだけど、
物語をほぼワンカットで(※正確には全編ほぼワンカットに見えるように編集をしているのだけど)進めていくところも演劇を意識してて、演劇への拘りが伺える。

主人公リーガンが初っ端から超能力を使って浮いているシーンから始まるから(なんならポスターヴィジュアルで既に浮いてるし)あ、超能力おじさんなのかなってミスリードから自然と物語が進むのもズルい!途中までそうゆう設定なのかと自分を納得させてたわ!

そしてラストシーンね!もう混乱ですよ!

色んな人の考察読むのも楽しいし、納得いくのもあるけど正直まだ完全納得のいく解釈が出来ていないので映画偏差値を上げて数年後また観て深みを掘り下げたい。





作中に出てきた映画「ハンガーゲーム」「X-MEN」「ハートロッカー」「アベンジャーズ」「アイアンマン」「アメリカンパイ」
前髪メガネ

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