ろく

いっツー THE MOVIEのろくのレビュー・感想・評価

いっツー THE MOVIE(2014年製作の映画)
2.2
クリスマスなのになんて映画を見ているんだよ。全く自己嫌悪が止まらないぜ。

最近はやりの「ジョジョ」。そうジョジョと言っても城定夫の事だからな。間違わないこと。

それはともかくこの映画。ああ、薄っぺらい。そして安っぽい。なのに脚本が練れてない。城定夫好きだけどこれは擁護できないぜ。

そもそも城作品なのに一人も脱がないってことがどういうことだい(表紙だけだと絶対脱ぎそうなのに)。さらに主役が小蜜(壇蜜そっくりさん。しばらくはずっと壇蜜の若いころの映画だと思っていた)っていうことはどういうことだい。さらには学校の映画部で撮る映画がゾンビ映画(なぜか自主映画=ゾンビ映画の定石がある)ってのはどういことだい。

そして最大のどういうことだいはこの映画がPG12(両親の付き添いありなら12歳以上可)だということなの。だとしたら親の付き添いならこの映画見れちゃうんだよね。そして中学生が自己嫌悪に陥り
「まーくん、映画面白かったね。帰りにご飯でも食べる」
「うるせいよ、ばばぁ!」
って展開になってしまう映画だよ。自意識強い中学生には全く向かないんだけど。
「まぁ、まーくんも大人になったのねえ、今日はお赤飯でも炊こうかしら」
なんて言われてしまうからな。どうするニキビ面の中学生諸君!

まあいい年したおっさんもこれ観て「どういうことだい」ってなっているけどな。そして自己嫌悪が止まらない(ループ)。
ろく

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