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エヴェレスト 神々の山嶺のtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

2016年作品 Rating : G (全年齢)


個人的には、夢枕獏先生の作品を知ってはいるが、漫画やアニメ化されたものが有るとは知らずに鑑賞。

多少VFXやメイクもあるけど、悪くはない方とも。
ボーイスカウト、ローバースカウト、シニアスカウトと、キャンピングや山登りで野生に育った自分からすると、
登山指導で、ピッケル⛏や冬山用登山靴🥾とアイゼンの使い方、ザイルやベースキャンプ、
雪中行軍の、ビバークなど、山好きには分かる部分も多かった。

無理が出来ない部分の医療でも山岳医師として携わる人が国内外本当に少なく、まさにどの医師会とか関係無く命のために動く裏方医師たちや、
看護師たち、
遭難した際の、捜索隊の皆さまのご苦労や
スポンサーのご支援を鑑みれば
頭が下がる思いはした。


中学1年までに富士山登頂33回、
高校大学と、まばらに国内外も山登りが好きで
雑踏のカトマンズの街並みに、懐かしさ感じちゃったりしてた自分が居た。

情けないことに、今は体を壊し心臓に機械が埋まり車椅子の人となったが

冬季無酸素単独登攀、トラバース(左右にジグザグに進むこと)せず、一直線で山頂を目指すのに

このアプリは映画好きが多いと思うので
映画用語で言う、ハングクリフではなくて、笑

突き出た岩の出っ張りの底から、ハーケン🔨をハンマーで打ち込んで、カナビラ掛け、命綱のザイルを掛けて、出っ張りすら一直線に横風を受けながら登ろうという、ハングクリフ(山岳の言葉としての)なんて、

自死しに行く無謀!にしか思えない
狂ってると。でも、それやれたらクライマーの神になる訳で。汗

ただ、似たことをして非難も浴び、
凍死しかかり、両手十指全て凍死で切断、
後にそれでも無酸素登頂を果たそうとし

叶わず亡くなった、クライマーで
お金集めとも揶揄された方にも

命は平等で、
他人が何か言える事はない。
どう生きようが人の自由だ。

生きて帰って!そこは常人の域では思うが
頂点のその先を目指す、スポーツど根性を超えた
スポーツバラエティでもない、

人間も生き物で出来る生命体としての限界を超えちゃう信念や、執念となると、少し神がかったというか、
山の、登山の魅力に魅せられてしまう事もあるのは、大いに共感が出来る

駄作とこき下ろす人は、
登山した事が、山頂から下界、雲海を眺めた事が何度、有って
そして映画作品監督として何本撮影リリースして、
そこまで
駄作だ!と言えるのだろう?!と謎にすら思う

思っても書けないかな、自分も
山登りしてたし、カメラマンは現職の仕事の一つだし

国内の霊峰を何回登っても毎回状況は違う
同じことって二度ない

強風が吹き出る予兆のレンズ雲、しかも二重雲で出るとか、見て、やべぇ!って
自分なんかは、映像から、
多分ベースキャンプに居てハンディ無線機持ってたら、
命を優先するよう、下山を促すと思う

素人のカメラマンがエヴェレスト目指したんじゃないんだ

自分のreason de etre(レーゾンデートル : 存在意義)として
「俺が居るから、山に登る」

いいこと言うねぇってカメラ目線の
ベストシャッターチャンス逃してたの見て

自分も若い頃、カメラ仕事始めて、地方の高校野球の地区予選1回戦から撮影バイトをしてたとき

ほんのあくび一つでかっ飛ばされたホームランの白球がバットに当たるまでの連射を逃して

偉くデスクや編集長に怒られた、青かった若過ぎた頃を思い出しもした

でも魂のこもった山を、頂きを目指したい人々の想いは
塾頭として、超難関大学入学、海外名門大学院に合格入学を手伝う、
言わば、ザイルパートナー側を、かれこれ十年以上してきて、
メシが喰え、社を興し後進を育て、売り放ち、

イズムを暖簾分けして、共感いただける人とだけ、そっと居場所があり、幸せな思いが有れば

アドベンチャー嫌いな人は知らないが

人間、悪い事しなければ
あれこれ点数付ける側の身分に
自分はないなぁとも反省しつつ、評を書いた。

大映を買い取ったKADOKAWAは総帥、春樹が薬物逮捕受け、自社を追い出され、別会社設立のため
弟歴彦が、角川大映映画として製作、
配給を東宝という、中々荒技を成し遂げても居るのだが

犯罪者や容疑者として逮捕された方が出過ぎてて
ピエール瀧さん、勿体無いなとか
歴彦もガサ入ったよなとか

余計な知識が逆に作品の素晴らしさ、
難所での撮影、多分2016年当時
ドローン撮影無い世界で、

ネット繋がんないから、

衛星イリジウム携帯を
私は使ったが(旧KDDね, 現 au by KDDI)
駆使し

Nepal現地にも制作と音声チーム作って
リニア、ノンリニア編集したんだろうと言う
撮影と、ポスプロにも感銘はあった。

街まで下ればね、隣国はインドもある、
ネットも盛ん。

大きな作品で文化庁推奨を得た作品とは
当たり障りないが、こんな感じだよなという
そこは、人により好み分かれるのは、
お好きでない人に勧めないので
ご安心を。アンチにも人権はあるからね!

^ - ^)ノ オジョウサン ヨクキケヨ ヤマオトコニャ ホレルナヨ! w

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興行収入 : 12億6,000万円

原作 - 夢枕獏「神々の山嶺」(角川文庫・集英社文庫)
監督 - 平山秀幸
脚本 - 加藤正人

音楽 - 加古隆
主題歌 - イル・ディーヴォ「喜びのシンフォニー」

製作代表 - 角川歴彦
エグゼクティブプロデューサー - 井上伸一郎、豊島雅郎
企画・プロデュース - 高秀蘭
プロデューサー - 井上文雄、岡田有正

撮影 - 北信康
山岳撮影 - 村口徳行
照明 - 渡部嘉
美術 - 中澤克己
録音 - 小松将人
編集 - 洲﨑千恵子
スクリプター - 古谷まどか

プロデューサー補 - 山本英之
助監督 - 吉田和弘
製作担当 - 石渡宏樹
プロダクション統括 - 椿宜和
音楽プロデューサー - 水田大介
宣伝プロデューサー - 鈴木崇史
共同プロデューサー - 片山宣
ラインプロデューサー - 梶川信幸

ネパールロケ協力 - ICEFALL
協力 - 公益社団法人日本山岳協会、日本登山医学会
特別協力 - 全日本空輸、モンベル
助成 - 文化庁文化芸術振興費補助金

配給 - 東宝、アスミック・エース
制作プロダクション - KADOKAWA、角川大映スタジオ
製作 - 映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
(KADOKAWA、TBSテレビ、アスミック・エース、電通、WOWOW、東宝、KDDI、ジェイ・ストーム、毎日放送、CBCテレビ、集英社、RKB毎日放送、茂田オフィス、北海道放送)
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